青木ヶ原樹海に見られる生き物たち

青木ヶ原樹海

先日参加した青木ヶ原樹海・洞窟探索ツアー(前半後半)。

樹海内には様々な生き物が生息しています。
今回は樹海に棲む生き物たちの一部を紹介します。

樹海に見られる植物たち

青木ヶ原樹海を構成する植物は主にアカマツ、ツガ、ヒノキ、トウヒ、ブナ、ミズナラなどです。
たまにどこから来たのか、少数派の木々も見られます。

カツラ

カツラ科カツラ属の落葉高木。
ハート形の葉っぱを揉んでみると甘くて良い香りがします。
何となくバナナっぽいような。
また実も小さなバナナのような形をしています。

 

ツルシキミ

樹海の至るところにはびこっている常緑の低木。
ブナ林の林床などによく見られる植物です。
秋に赤い実をつけますが全草に毒があり、誤食すると嘔吐や痙攣などを引き起こします。
樹海で遭難しても食料にしてはいけません。
昔の人はキノコ狩りの時、籠にこれを敷いて虫落としに利用したそうです。

 

フタリシズカ

センリョウ科の多年草。
草丈は30~60cmほどで春から初夏にかけて花をつけます。
仲間の植物にヒトリシズカがあります。

 

ヤマブドウ

他の木に絡みついて生長するつる性植物。
長いもので20m以上になることもあります。
秋に実る果実は食用になり、樹海に生息する動物たちの食糧になります。
ヤマブドウについてはこちらに記載しています。

 

サルナシ

ガイドさんオススメ。
こちらもつる性植物で、秋に実る果実はキウイフルーツのような味。
主に北海道や東北に多く見られる植物ですが、樹海にも生育しています。
庭木としても栽培されます。
サルナシについてはこちらの記事に記載してます。

 

ギンリョウソウ

キノコっぽいけどキノコじゃない植物。
ツツジ科のギンリョウソウ(銀竜草)で、別名ユウレイタケ(幽霊茸)。
光合成をしないので真っ白な姿をしています。
他のキノコや菌類に寄生し栄養とする、珍しい菌寄生植物。

 

キノコ類

青木ヶ原樹海はコケが多いことからも分かるように多湿です。
樹海内で撮影できたキノコ類を紹介します。
ちょっと名前が曖昧なものばかりですが・・・。

木に生えるこのキノコはサルノコシカケの一種。
樹海では結構よく見られるキノコです。
サルノコシカケが生える木は枯れ木でいずれ倒れてしまいます。
サルノコシカケは種類によっては漢方に利用され、高値がつくことも。

この群生して生えているキノコは枯れ葉の上に育つモリノカレバタケかな?
キノコは似たものが結構あり、調べてもこれだという自信が無い。

このかじられているような赤いキノコはタマゴダケ?
まるでイチゴジャムが乗っかっているようなツヤツヤでジューシーな色をしていました。
通り道に生えていたためか傷んだ姿が残念。

 

樹海に見られる動物たちの痕跡

探索ツアーでは残念ながら野生動物を見ることができませんでした。
樹海にはサルはいませんが、ツキノワグマ、シカ、イノシシ、キツネ、アナグマ、リス、ヒメネズミなどの動物が生息します。
姿は見えなくても樹海には確かに動物の痕跡が見られます。

 

ツキノワグマ

青木ヶ原樹海はツキノワグマの生息域でもあります。
下の写真はツキノワグマの爪痕。
この木の裏に蜂の巣があり、それを採ろうとチャレンジした残痕です。
結局蜂の巣を採ることはできず、採って行ったのは人間でした。
※樹海内のものを持ち出すことは禁止されています。

 

シカ

木の根をかじった主の正体はシカ。
冬場に食べるものが無くなり、木の根をかじってしのいだ痕跡だそう。

 

フクロウ

この木のウロにはフクロウがいたそうです。

 

樹海に関する本

 

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