1月にサクラカフェ日暮里店で野草を使ったアフタヌーンティーをいただきました。
その後、他にも野草を扱う飲食店は無いか調べていたところ、府中の「ホテルコンチネンタル府中」のレストランで野草料理が食べられると知りました。
何かの機会に行ってみたいと思っていたら、2022年9月15日からホテル内の「レストランコルト」でアフタヌーンティーを始めたとのこと。
サクラカフェと同じ東北牧場の素材を使ったアフタヌーンティーとの違いを確かめるべく、思い切ってまた一人で行ってみることにしました。
レストランコルトってどんなお店?
「レストランコルト」はホテルコンチネンタル府中に併設されたレストラン。
宿泊客でなくても利用することができます。
以前は「グリーンフィールド」という名前のお店だったそうです。
ちなみに同ホテル内に「バイキングレストラン 東北牧場」「中華料理フィリー」がありますが、いずれも東北牧場の素材を使っており、野草料理もあるそうです。
アフタヌーンティーは予約必須
レストランコルトのアフタヌーンティーは事前の予約は必須です。
前日までに電話かウェブサイトから予約しましょう。
※ウェブサイトからの予約は2022年10月現在は食べログかOZmallのみになっています。
食べログは予約可能な時間帯に制限があるようです。
OZmallは会員登録しなくても予約が取れますので都合に合わせて使いましょう。
レストランコルトはホテル内のレストランですがドレスコードはありません。
デニムやスニーカーなどでも気軽に行くことができます。
ドリンクは飲み放題
2時間制限の中でコーヒー、紅茶、野草茶は飲み放題です。
ドリンクバーのように席を立って取りに行く形ではなくウェイターの方が様子を見て聞きにきてくれます。
注文するとティーポットと耐熱ガラスのカップを持ってきてくれます。
コースターには野草の写真がプリントされ、野草の解説が記載されたカードも付けてくれました。
私は今回は「桑の葉」「ヤーコン」「タンポポ」の順に頼みました。
上のメニュー写真のヤーコンは根の部分ですが、お茶として出されるのはヤーコンの葉でした。
野草が使われているアフタヌーンティー
お店のHPやグルメサイトなどで紹介されているアフタヌーンティーの写真は2名用のものが多いですが、実際は1名分だとこのくらいの量。
少しずつ、色々な料理が食べられるので女性の量としては十分です。
右側のお水はレモン&ミント水でした。
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別皿(メニュー掲載)
- 野菜のクリームスープ
- 5種の自家製ピクルス
別皿は三段プレートの前に提供されました。
小さなカップに入ったクリームスープと、ピクルス。
トマトやニンジンなどが酢漬けで味わえます。
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下段(メニュー掲載)
- 青玉のサンドウィッチ
- ブルスケッタ2種(スモークサーモンムース 野草をアクセントに)(ニンニク味噌クリームチーズ イタリア産生ハム添え)
主食のプレート。
青玉は東北牧場のこだわりの卵で優しい味のたまごサンド。
ブルスケッタはサクサクで、オレンジ色のムースや生ハムのしょっぱさが美味しく感じます。
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中段(メニュー掲載)
- 野草シフォンケーキ クリームシャンティ
- カヌレ 野草のシロップと共に
- 柿のパウンドケーキ
メニューには載っていませんでしたが、写真の手前に見える通りぶどうとベリーが添えられていました。
中段のプレートには野草が使われています。
運ばれてきた時に特に説明が無かったので、折を見て何の野草が使われているのか聞いてみました。(ウェイターの人はあまり詳しくなかったようで厨房に確認しに行ってました。)
野草シフォンケーキにはギシギシを使っているそうです。
味は正直良く分かりませんでした。
カヌレのシロップにはギシギシの他、色々な野草をブレンドしているとか。
シロップは一見黒いのですが、よく見ると深い緑色。
甘く、抹茶とは違う深い味わいを感じました。
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上段(メニュー掲載)
- 山ぶどうと青玉のババロア
- かぼちゃのモンブラン
- コリンキーのマカロン
- 野菜のショコラマドレーヌ
コリンキーとは山形県のかぼちゃの一種。
ですがウェブサイトに「※全て、自社農場 青森県「東北牧場」産の食材を使用しております」と書かれているので、青森産なのでしょうか。
マカロンはとても甘かったです。
ショコラマドレーヌにはニンジンが入っていました。
レストランコルトの感染症対策
入店時、お店から検温、手指のアルコール消毒をお願いされます。
従業員の方はみなマスク着用で対応していました。
訪問した2022年10月時点ではテーブルの上にアクリル板等の仕切りはありません。
席の感覚も十分にありましたし、食事を終えた席は片付けの際にしっかりテーブルを消毒していました。
ちなみに私が訪問した日曜日のお昼時は利用客は多かったですが、14時頃にはほとんどいなくなりました。
時間をずらすと安心して過ごせそうです。
レストランコルトのアフタヌーンティーはおすすめ?
日暮里のサクラカフェと比較すると、サクラカフェは子どもが走り回ったりする庶民的なお店だったのに対し、ホテル内のレストランということで落ち着いて過ごすことができました。
お値段税込み2,300円はサクラカフェと比べると安価ですが、品数はこちらは若干少ないです。
ドリンクは飲み放題でウェイターさんが持ってきてくれるので、サクラカフェと違い自分で動く必要がありません。
(ただしドリンクの種類はサクラカフェの方が多いです。)
またサクラカフェは自分で食器類を片付けたのに対し、レストランコルトでは食後に自分で片付けする必要はありません。
サクラカフェもそうでしたが、料理自体にがっつり野草を使っている訳では無いので、複数人で行った時にちょっとした会話のアクセントになるくらいでしょうか。
野草茶は飲み放題なので、きっと好奇心が満たされる体験になると思います。
この記事を書くにあたり改めてグルメサイトでサクラカフェのメニューを見ましたが、以前訪問した時と内容が少し変わっていました。
レストランコルトも季節や仕入れ状況によって一部変更があるそうなので、本記事はあくまで参考の一例としてください。