【山形・タガマヤ村】座敷わらしがいる宿で色々やってみた

お出かけ

新年の賑わいが落ち着いてきたころ、山形にある有名な座敷わらしの宿、タガマヤ村へ宿泊しました。
たまたまキャンセル空きを予約できたので、今回も例によって一人宿泊。
広い敷地を独り占め。
今回は座敷わらしに会うために色々と試してみました。

雪のタガマヤ村

この日は前日から雪が降りだし、朝には20センチ以上の積雪。
ご主人の半助さんからSMSで「事前にタクシー手配してください」と連絡が入りました。
天気が良ければ徒歩でのんびり向かうつもりでしたが仕方ありません。

到着し、半助さんの案内が終わったら、一人で敷地内を探索。
しかるべき場所へご挨拶をさせていただきました。

敷地内の神社へ参拝。
側にあるツリーハウスには流石に登れませんでした。

雪の日は座敷わらしが現れやすい、とのことですが、果たしてどうなんでしょう。

 やってみたこと①お浄め

タガマヤ村は全国から座敷わらしのご利益を求めて宿泊者がやってきます。
このような場所なので、沢山の人の想いも集まっています。
中にはあまり好ましくないものもあるかもしれません。

念のためにと持参したのが、コレ。

とりあえず人形の間にシュシュッとさせてもらいました。

 

やってみたこと②お供え物

座敷わらしへのお土産として駄菓子を持ってくる人も多いと思いますが、彼らの時代背景を考慮し、スーパーで買った山崎製パンの豆大福と草大福を持参。
潰れないように箱に入れました。

喉につかえないよう、お水と一緒にお供えしました。
これらは翌日、回収します。
お下がりは有難くいただきました。

本当はこういう紅白の大福をお供えしたかったです。
意外と見つからず。

やってみたこと③折り鶴に願いを託す

母屋には沢山の折り鶴が置かれています。
これらは宿泊者が願いをこめて折ったものだそう。

私も早速、お願い事を書いて鶴を折りました。
久し振りの折り鶴、手順を忘れてスマホで確認してしまいました。

折り紙は人形の間の床の間、座敷わらし体験ノートの奥にあります。
ご自由にお使いください、とのこと。

ちなみに神棚には自分の名刺を置いておくと良いそうです。

 

やってみたこと④風船を置いてみる

よく座敷わらし検証の番組や動画で登場する風船。
そういえば試したことがなかったなと思って、持ってきてみました。

いくつかを人形の間に置いてみましたが、ファンヒーターが点いているため動いても良く分かりませんでした。
ワンチャン割れてくれれば!と思いましたが、それもありません。

ちなみに人形の間の床の間に飾られている吊るし飾りは常に揺れています。
空気の対流でしょう。

 

やってみたこと⑤ばけたん設置

今回の宿泊では初めてばけたんを持ってきました。
「ばけたん ワラシ」「まもりだま」の2種類。

人形の間に置いたところ、しばらくすると「まもりだま」が青く光りました。
青は良い霊だそう。

ただ、夜にZoomをしている最中「ばけたん ワラシ」が赤く光ってしまいました。
慌ててお浄め塩スプレーをシュシュッとしました。

 

やってみたこと⑥絵本の読み聞かせ

今回は図書館で借りた絵本を3冊ほど持ってきて夜中に読み上げてみました。
しかし最中やその後、何か気配を感じることはありませんでした。

ちなみに意外なことに、タガマヤ村に絵本は置いてありません。
ありそうなものですが。

 

やってみたこと⑦楽器の演奏

せっかく一人で敷地をまるごと借りられる機会なので、バイオリンを持っていきました。
普段、自宅でも消音器をつけているので、日中に思い切り弾けて気持ち良かったです。

ただ、あまりけたたましい音だと座敷わらしは近づいてこないかも。
夜の座敷わらしが出やすい時間帯では、あくまで子どもに分かりやすい曲を演奏しました。

あとは童謡を歌うのでも良いかもしれませんね。
一緒に楽しむ、というスタンスで。

 

やってみたこと⑧寝てみた

座敷わらしは寝ている人のところによく遊びに来る、とも聞きます。
なので、夜更かしはほどほどにして寝ましょう。

といっても、興奮してなかなか寝付けません
それにファンヒーター付けて羽毛布団2枚掛けしたにもかかわらず寒くて。
カイロを2つシーツに張り付けてました。

なんだか眠れたのか眠れていないのか良く分からない状態で朝を迎えてしまいました。

ちなみに座敷わらしの気配や物音は感じず。
金縛りとかイタズラされたかったなぁ。

 

タガマヤ村での不思議体験

一泊1人で過ごして、何者かの気配を感じることはできなかったのですが、それでもちょっと不思議なことがありました。

照明が一瞬消える

人形の間の手前にある部屋の照明が一瞬消える、というのが4回ほど起こりました


初日に3回、翌朝に1回。
そのうち1回は、Zoomをしている時でした。

「今、一瞬消えました?何もしてないですよね?」

座敷わらしのイタズラでしょうか。

ちなみにチェックアウト時、半助さんに伝えたところ、今まで宿泊者からこういった報告は無かったようで不思議がっていました。
もしかしたら単に照明の接触不良かもしれませんが

 

オルゴールが勝手に鳴る

宿泊した人の不思議体験で良く聞くのが、人形の間にあるオルゴールが触れてもいないのに鳴る、というもの。

翌朝7時頃、別室でテレビを見ながら朝食を摂っていた時でした。
テレビの音とは違う音が聞こえて、テレビを消すとオルゴールが鳴っていることに気づきました。

慌てて昨夜Zoomしていた人に電話して「やーばいっすね!」なんて頭の悪い会話をしてました。

夜中は何も起きず少しがっかりしていたので、最後にサプライズでした。

半助さんいわくオルゴールが鳴るのは週に一度あるかの頻度で、大抵夜が多く、朝に鳴るのは珍しいそう。

 

オーブらしきもの

今回はオーブらしき写真は撮影できませんでした。
ただ寝る時に天井を動画撮影した時、一瞬横切る物がありました。
これはオーブなのでしょうか、埃なのでしょうか。。

ただ、タガマヤ村は以前宿泊したこちらの旅館と比べても比較的手入れが行き届いており、それほど埃っぽくは感じませんでした。
日中に沢山撮影しても埃が舞っているような写真が撮れなかったので、他の宿泊者が撮影したオーブ写真も埃では無い気がします。

 

タガマヤ村に宿泊してみて

今回、奇跡的にタガマヤ村に宿泊することができました。
1人で泊まるのに沢山の人形にビビるのではないかと少し心配してましたが、チェックイン後、敷地内を探検したり、翌日必要な資料作りで忙しくて怖がる暇がありませんでした。
夜はタガマヤ村に来たがっていた人とZoomでルームツアーやお喋りして、1人でのんびり過ごす時間が少なかったです。

結論、1泊では物足りませんでした。

タガマヤ村宿泊者の9割がリピーターだそうで、新参者は予約を取るのは難しいですが、機会があれば次は連泊したい。

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