晩春、梅雨が近づくころになるとドクダミの花が見られるようになります。
子どもの頃に近くの原っぱに生えていた物をお茶にした思い出のある雑草です。
久しぶりにお茶を飲んでみたいと思い、作ってみることにしました。
ドクダミの採取
昔摘んだ原っぱは今は無いので、別の場所を探します。
道端の植え込みの下などにも見られますが、犬の散歩コースなので止めておきます。
私はあまり手入れされていない自然公園で少し摘みました。
ドクダミ茶を作る準備(水洗い~乾燥)
この日は天気が良かったので外の水道で洗うことに。
きれいに洗ったバケツにドクダミを浸します。
虫はあまりついていないようでしたが、良く見ると葉の裏に卵のようなものも・・・。
しっかり確認します。
何度か水を替えて良く洗い、干し網に入れて乾燥させます。
昼間は外で乾燥させ、夜は湿気があるので家の中に入れます。
草丈の長いものをたくさん採取した時は、束にして根元を紐で縛って干す方法もあります。
しかし天候によっては縛った部分がカビてしまう可能性もあります。
湿度の低い日や場所を考えて干しましょう。
数日後、カサカサに乾燥させたものがこちら。
このままの姿では急須に入らないので、茎と葉や花をハサミで切り離しました。
久しぶりのドクダミ茶を飲んだ感想
急須に入れてお湯を注ぐと、フワッと独特の香りが立ちます。
そのまま少し置いておくと、お湯はほんのり黄色くお茶らしい色に。
飲んでみると、これぞ薬草茶という味わい。
ドクダミは「十薬(じゅうやく)」とも呼ばれ、利尿や解毒、高血圧予防の効果があるといわれています。
ちょっと懐かしくなりました。
もう少し暑くなったら、冷やして飲んでもおいしいと思います。
ドクダミ茶を気軽に試してみる方法
「採取できる環境がない」
「自分で作るのが面倒」
という方は、市販のドクダミ茶を購入するのもおすすめです。
こちらは国産のドクダミを使用し、農薬も使用していないそうです。
購入者からの評判も良く、安心して試すことができますね。