道端の雑草オオバコをおいしく食べる方法【食べられる山野草】

食べられる野草・山菜

道路わきから公園、土手など、どこにでも見かけるオオバコ。
子どもの頃、この花茎を使って草相撲をした思い出があります。
踏まれてもたくましく育つこの雑草、とても食べられるように見えないのですが、食用になるだけでなく薬としても使われるそう。

そんなオオバコの、改めて調べたことをまとめました。

 

オオバコの基本情報

  • オオバコ(大葉子):オオバコ科オオバコ属 多年草
  • 別名:スモウトリグサ、シャゼンソウ、カエルバ、カエルッパ、ゲーロッパ、ミチボウキなど
  • 自生地:日本各地
  • 開花時期:4~9月
  • 栄養成分:種子に多量の粘液質プランテノール酸、コハク酸、アデニン、コリンなどの微量栄養分

 

オオバコの特徴


東アジアに広く分布し、どこにでも生える多年草。
葉は長楕円形で数本の平行脈が見られます。
春には20~50cmの花茎を伸ばし先端に目立たない白色の穂状の小花をつけます。
花は下から上に向かって咲いていきます。
秋には褐色の実を穂状につけます。
実は熟すと、ほんの少し触っただけで中から種子が飛び出し、人や動物につき遠くへ運ばれていきます。

名の由来は葉が大きいこと、または愛らしく見える大きい葉という意味だそう。
またオオバコ全草の生薬名「車前草」は、車のわだちの前でも育つことから。
そして別名にあるようにカエルとの関わりも深いと言われています。

オオバコの仲間で、帰化植物のヘラオオバコがあります。
ヨーロッパではハーブとして使われています。

 

オオバコの食べられる部位と採取時期

食用として若葉と種子を利用することができます。
暖地であれば若葉はほぼ一年中採取することができます。

普通は4~6月にやわらかい若葉を摘み取ります。
地方別の適期は、四国・九州地方では4~5月、関東・関西・四国地方は5月ごろ、中部地方は5~6月、北海道・東北では6月ごろ。
または苗ごと小刀で根際から切り取ります。
生長したものは、芯に近い葉を選んで摘みます。

種子は9月ごろ、花穂ごと摘み取ります。
種子は水分に触れると粘液質の液体を出します。。
水にあたらないよう気をつけて採取します。

お茶として利用する場合は春から秋、全草を抜き取ります。

 

オオバコの採取場所と注意


※場所により、いまだに放射線量の高い地域もあります。
自治体の情報をご確認の上、安全を判断してください。

生命力が強く、道端などにも生えています。
食用には踏まれていない、きれいな環境のものを選びます。
葉は日陰のもののほうが柔らかいです。

お茶用としては日なたの緑の濃いものを。

 

オオバコの調理方法

オオバコは消化が悪いので、食べ過ぎないようにします。

 

  • 若葉:天ぷら、酢の物、和え物、炒め物、炊き込みご飯、蒸し物など
  • 種子:ふりかけなど
  • 全草:天ぷら、お茶など

コマツナのような味わい。
オオバコは繊維がかたいため、おひたしには向きません。

ここでは、オオバコのシンプルなおすすめ調理法を紹介します。

 

したごしらえ 
塩一つまみ入れた熱湯で十分に茹で、水にさらします。

 

①天ぷら 
生のまま衣をつけます。衣ははがれやすいので丁寧に。
揚げると葉がふくらんで破れ、油を飛ばすこともあります。
揚げる前に葉に切れ目を入れましょう。

②種子のふりかけ 
花穂から種子をしごき落とし、油で炒めて塩など好みの味に調味します。
油を使わない、炒るだけの方法もあります。

③オオバコ茶 
花穂のついている全草を天日干しして炒ります。
マイルドで飲みやすく、咳止めに効果があるようです。

 

オオバコの薬用効果

薬効に関しては、あくまで参考程度に記載しています。

開花期から実のできる頃に地上部を採取して乾燥させたものを、生薬では車前草(しゃぜんそう)と呼びます。
また、種子は車前子(しゃぜんし)と呼び、車前草と同じ効果があります。
煎じて服用すると、咳止めや下痢止め、利尿作用、視力向上にも効果があると言われています。

オオバコはダイエットにいい?

 

オオバコダイエット、という言葉を聞きます。
オオバコ茶には利尿作用もあり、むくみ取りに効果があると言われています。

よりダイエット効果を意識したい場合は、こちらがおすすめ。
この商品の原料は日本のオオバコとは種類が異なります。
食物繊維を豊富に含んでいるので、お茶を飲むよりも効果的です。

参考になる本の紹介

この記事を書くにあたって、以下の本などを参考にさせていただきました。
より詳しい情報やレシピ、写真が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 

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