キンギョモとも呼ばれるバイカモ。
みずみずしく、金魚鉢に入れる水草でもあります。
しかし清流では育たず水槽での生育は難しい植物。
山菜としても知られるバイカモの食用として調べたことをまとめました。
バイカモの基本情報
- バイカモ(梅花藻):キンポウゲ科キンポウゲ属 多年草
- 別名:キンギョモ、ウメバチモ、カワマツ、ミズヒジキ、ナビキモなど
- 自生地:北海道~九州
- 開花期:6~8月
バイカモの特徴
きれいな水の流れる場所にしか育たないバイカモ。
水質の指標にもなる植物で、汚染されるとたちまち姿を消してしまいます。
流れに身を任せてたなびきます。
茎は30cm~1mほどに伸びて細かく枝分かれし、糸状の葉をつけます。
夏になると葉の付け根から長い花柄を伸ばします。
水上に梅の花のような白い五弁花を咲かせ、花が終わると丸い果実をつけます。
名前の由来はこの花の形によります。
バイカモの食べられる部位と採取時期
新芽や茎葉が食用になり、春から秋まで採取できます。
暖かい地方では一年中採取することができます。
根の部分を残して水中の茎葉を刃物で切り採ります。
バイカモの採取場所と注意
※場所により、いまだに放射線量の高い地域もあります。
自治体の情報をご確認の上、安全を判断してください。
平地から山地の小川、遊水地など自生地は限られます。
清流にまるで緑のカーペットのように群落を作ります。
その見事な美しさを目的に観光客が訪れることも。
バイカモの調理方法
- 若芽:酢の物、和え物、煮びたし、おひたし、汁の実、生食など
バイカモはアクはなくぬめりもありません。
ここでは、バイカモのシンプルなおすすめ調理法を紹介します。
①酢の物
さっと茹でて酢の物にするとさっぱりと味わえます。
シャキシャキした歯ごたえを感じられます。
②和え物
酢味噌、酢醤油、からしなど、さっぱりしたものと合います。
③生食
水洗いして生のまま食べることもできます。
サラダにしてマヨネーズやドレッシングをかけて。
参考になる本の紹介
この記事を書くにあたって、以下の本などを参考にさせていただきました。
より詳しい情報やレシピ、写真が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
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