真っ赤な果実を楽しもう ガマズミの採取と食べ方【食べられる山野草】

食べられる野草・山菜

初夏に白い花をつけるガマズミ。
青森県ではジョミという名で呼ばれているそうです。
真っ赤な果実はおいしいジャムやワインに加工され土産物として販売されます。
そんなガマズミについて調べたことをまとめました。

ガマズミの基本情報

  • ガマズミ(莢蒾):レンプクソウ科(スイカズラ科)ガマズミ属 落葉低木
  • 別名:ズミ、ジョミ、ヨソゾメ、ヨツズミ、ヨウゾメ、カリンカなど
  • 自生地:北海道~九州
  • 開花時期:5~6月
  • 栄養成分:アントシアニン、ビタミンCなど
  • 薬用効果:滋養強壮

 

ガマズミの特徴


公園などでも見られる低木で、樹高は2~4m、高いものでは5mになります。
若い枝には毛が生え、葉は広楕円形で縁に鋸歯があり対生して生えます。
初夏には枝先に芳香のある白い小花を多数咲かせます。
9月頃から楕円形の青い果実が実り始めます。
紅葉期は10~12月で、葉は赤色、黄色、黄褐色、紫褐色などが混在した美しいグラデーションに染まります。
寒くなる頃には果実が赤熟します。

 

ガマズミの食べられる部位と採取時期

 

秋から冬にかけて実る果実が食用になります。
果実酒に利用するなら9月頃の青いものを、甘い果実は11~12月の霜の降りる頃に。
赤い果実でも酸っぱい場合があります。
白い粉をふき透明感が出て、さらに黒ずんでくると甘みが出ます。
少しつまんで味見してみても良いでしょう。

採取は小枝ごと切り取ると早いです。

ガマズミの採取場所と注意

 

※場所により、いまだに放射線量の高い地域もあります。
自治体の情報をご確認の上、安全を判断してください。

雑木林や林縁、山道沿いなどに見られます。
公園や庭木として栽培されることもあります。
しかし見晴らしの良い場所のものは、採取の時期には先に鳥に食べられてしまうこともあります。

 

ガマズミの調理方法

  • 果実:ジャム、果実酒、ジュース、生食

生でも食べられますが、酸味が強いものは加工しましょう。
ここでは、ガマズミのシンプルなおすすめ利用法を紹介します。

したごしらえ 
果実は小枝から外し、きれいに洗います。

①ジャム 
完熟した果実を使います。
まず柔らかくなるまで煮て、ざるで漉して中の種子を取り除きます。
その後、果実の半分の重さの砂糖を加えて煮詰めてできあがります。

②果実酒 
9月頃の酸味のある青い実を利用します。
洗って水気をとった果実をビンに入れます。
そこに焼酎やホワイトリカーを注ぎ、3ヶ月経つと飲めるようになります。
長く置くほど味に丸みが出てきます。

 

ガマズミを気軽に楽しむ方法

 

身近にガマズミが見つからないけど味わってみたいという場合は、通販で加工品を購入することができます。
青森県の三戸地方で栽培されているガマズミを原料とした健康飲料。
酸味が強く濃厚ですが、炭酸などで割って飲むと飲みやすくなります。

 

参考になる本の紹介

この記事を書くにあたって、以下の本などを参考にさせていただきました。
より詳しい情報やレシピ、写真が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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