ヨモギの基本情報の記事はこちら。
5月に入るとぐんぐん背丈を伸ばすヨモギ。
もう草餅に使うには向いていないけれど、野草茶を作ることはできます。
お天気の良い日に摘んだヨモギで、お茶を作りました。
ヨモギの採取
背丈の伸びたヨモギは、先端の柔らかい部分を採取します。
葉がバラバラにならないように、はさみで茎ごと切ります。
もっと下の方から刈り取る方法もありますが、私は後の下処理を考えて短く採取しました。
ヨモギの水洗いから熱処理まで
まずはヨモギの汚れや虫を洗い落とします。
この日は暑いくらいに天気が良く、摘んだ量も多めだったので外での作業。
何度も何度も水を交換します。
なかなか小さな虫が落としきれません。
ザルを上からかぶせてヨモギ全体を沈めて少し置きました。
このあと、数回に分けてレンジでチンします。
蒸し器があれば、そちらを使います。
結構虫が残っていることがあるので・・・。
湯気とともにレンジから出したヨモギは、キク科の良い香りが立ち込めます。
その後、干し網に並べて干します。
量が多かったので、重なってしまいます。
時々様子を見てひっくり返して、できるだけ早く乾くようにします。
採取時に長めに刈り取った場合は、洗ってそのまま乾燥させます。
数本まとめて根元を束ねてヒモで縛りますが、湿気の多い日があると縛った場所にカビが生えてしまうこともあるので注意しましょう。
途中、雨の日もあり、茶色くカサカサに乾くまでに大体一週間ほどかかりました。
手作りヨモギ茶を堪能する
適当な量をガラスのティーポットに入れました。
さわやかな香りとともに、見た目も楽しむことができます。
ノンカフェインが嬉しいヨモギ茶。
お茶請けにはやはり和菓子が合います。
束ごと入れたので、出がらしを片付ける時も楽です。
細かくなってしまった葉はお茶パックに入れると良いです。
残りは容器に入れて保存。
湿気対策に、乾燥剤を入れることをおすすめします。
乾燥したヨモギは、ヨモギ風呂に使うこともできます。
それはまた別の記事で紹介できればと思います。